ああ、花火
2007年 08月 05日
花火を見ていて思ったことがある。
「あ・・・俺たちと花火は似ている」
と。
花火を打ち上げるにはデザイン、火薬の調合、作成、準備、大会と様々な過程があるが、私たち演劇も、役者で言えば、脚本をもらい、読み込み、役を考え、まわりを考え、稽古し本番を迎える。
脚本でもイメージし、ストーリー・プロットを考え、資料を揃え勉強しつつ、書いて書いて、書きあがっても何稿も手直しして役者やスタッフに渡す。
演出も脚本を読み込み、考え、イメージして解釈に解釈を重ね、稽古場で緻密に、精密にキャストやスタッフと稽古を重ね、本番を迎える。
まあ、どの過程もモノを作る時に必要な手順かもしれないが、芝居と花火が似ている点は
「本番、その一瞬に全てをかける、花開かせる」
そう思った。
「打ち上げ、大輪の花を開かせ、一瞬で夜空に消えていく花火。」
「幕が開き、ほとばしる想いを表現し、その一瞬に全生命を燃やし尽くす芝居。」
それまでの労苦を微塵も見せず、その日、その時、その一瞬に大輪の大きな輝く花を開かせる。
大勢の観客が見ることもまたしかり・・・・・。
夜空に花火を見上げつつ、そんなことを思っていた。
何故か感動で涙が溢れていた。
大勢の観客の前で・・・・・うわ~、恥ずかしい!
周りの人には何事かと思われたかもしれない(苦笑)
皆木
「あ・・・俺たちと花火は似ている」
と。
花火を打ち上げるにはデザイン、火薬の調合、作成、準備、大会と様々な過程があるが、私たち演劇も、役者で言えば、脚本をもらい、読み込み、役を考え、まわりを考え、稽古し本番を迎える。
脚本でもイメージし、ストーリー・プロットを考え、資料を揃え勉強しつつ、書いて書いて、書きあがっても何稿も手直しして役者やスタッフに渡す。
演出も脚本を読み込み、考え、イメージして解釈に解釈を重ね、稽古場で緻密に、精密にキャストやスタッフと稽古を重ね、本番を迎える。
まあ、どの過程もモノを作る時に必要な手順かもしれないが、芝居と花火が似ている点は
「本番、その一瞬に全てをかける、花開かせる」
そう思った。
「打ち上げ、大輪の花を開かせ、一瞬で夜空に消えていく花火。」
「幕が開き、ほとばしる想いを表現し、その一瞬に全生命を燃やし尽くす芝居。」
それまでの労苦を微塵も見せず、その日、その時、その一瞬に大輪の大きな輝く花を開かせる。
大勢の観客が見ることもまたしかり・・・・・。
夜空に花火を見上げつつ、そんなことを思っていた。
何故か感動で涙が溢れていた。
大勢の観客の前で・・・・・うわ~、恥ずかしい!
周りの人には何事かと思われたかもしれない(苦笑)
皆木
by gts0509
| 2007-08-05 11:10